「ナイト・トーキョー・デイ」レビュー

2010年12月20日 コメントがありません by 名古屋アートライフ編集部

現在名演小劇場にて公開中「ナイト・トーキョー・デイ」のレビューをお届けします。

「ナイト・トーキョー・デイ」公式HPより引用

【レビュー】
「死ぬまでした10のこと」など、人間の深層を繊細に綴ってきたスペインの女流監督、
イザベル・コイシェが、東京を舞台に孤独な殺し屋の女と愛を失った異邦人の男の愛を、
メランコリックな映像にのせておくる切ないラブ・ストーリー。

築地の市場で働く孤独な女リュウは、もう1つの闇の顔として殺し屋の仕事を請け負っている。
そこに、仕事の依頼を受けるのだが、そのターゲットは愛を失った男。
自分とおなじような匂いを放つ男ダビにいつのまにか特別な感情がわきでてしまう。
許されない恋。だが、激しく愛し合う2人。

殺し屋に扮するのは菊地凛子。
普段の生活はあまりにも質素で、気配を消しているが如く生きる姿と、
冷徹な殺し屋の顔、そして、愛に溺れる激しき女を見事に演じきっている。

その感情が失われた喪失感や無表情の寂寥感の存在自体が、作品全体の雰囲気を統一させ、
そこに、闇の東京がメランコリックな映像と雑多な音ともに絡み、より孤独感を倍増させる。

見慣れた街東京が、スペインの女流監督の手により、異国の如く色彩豊かな表情を見せ、
都会に生きる現代人の姿を官能的に描ききっています。

【text by 美静】

【予告】

公開日

2010年12月11日(土)

詳細情報

監督 : イサベル・コイシェ
出演 : 菊地凛子、セルジ・ロペス、田中泯、中原丈雄、榊英雄

劇場情報

【映画館】名演小劇場
【電話】052-931-1701
【休業日】なし

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