「白いリボン」レビュー

2011年1月24日 コメントがありません by 名古屋アートライフ編集部

現在名演小劇場にて公開中の「白いリボン」のレビューをお届けします。

「白いリボン」公式HPより引用

【レビュー】
カンヌ国際映画祭パルムドール大賞受賞。
他世界の映画祭32部門、54部門ノミネート。
あの「ピアニスト」のドイツの鬼才、ミヒャエル・ハネケ監督の最新作。

あまりにも美しくあまりにも戦慄な、静かなる品格漂う傑作です。

第一次世界大戦前夜、北ドイツの小さな村を、数々の数奇な事件が襲う。
やがて連なる罰の儀式。

静かな生活を営む小さな村の人たち。
毎日同じ日常の繰り返しのように見えても、
個々がさまざまな想いを胸に生きている。

そんな一見些細に見えることが、人間の光と闇を育んでいる。
だからこそ、事件が起こる。
人間が持つ、美しさと醜さ、相反することが浮き彫りにされる。

ハネケ監督は、映像での答えを映し出さない。
「映画から新しい情景を思い浮かべさせたいと思ったら、
観客に自由を与える必要があるでしょう。」とハネケは言う。

観る人の考察力、推測力、観察力など
(いわゆる人間力)にゆだねられます。

そして、奥深い多様性があり、観るたびに、新しい発見があるでしょう。

この作品はもしかしたら、自分の鏡かもしれません。
自分と向き合う。

人間性を深く追求した哲学的、心理学的映画です。

【text by 美静】

【予告】

公開日

2011年1月15日(土)

詳細情報

監督 : ミヒャエル・ハネケ
出演 :クリスティアン・フリーデル、レオニー・ベネシュ、ウルリッヒ・トゥクール、フィオン・ムーテルト、ミヒャエル・クランツ、ブルクハルト・クラウスナー

劇場情報

【映画館】名演小劇場
【電話】052-931-1701
【休業日】なし

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